COLUMN
ゴルフ初心者が身につけたい上達コラム

【初心者必見】ゴルフ女子スターターマニュアル|上達のポイントを解説
「これからゴルフを始めたい」「もっと上手になりたい」と感じている初心者の女子ゴルファーも多いのではないでしょうか。
男女関係なく、基本を押さえれば着実に上達できるのがゴルフの魅力です。まずは初心者に必要な基礎を押さえ、順調なスタートを切りましょう。
この記事では、クラブ選び・グリップとアドレス・スイングといったゴルフ上達の3つのポイントについて分かりやすく解説します。
【目次】
ゴルフ女子に必要な上達のポイント①クラブ選び
初めての方におすすめのクラブ
ゴルフ女子に必要な上達のポイント②グリップとアドレス
グリップのコツ
アドレスのコツ
ゴルフ女子に必要な上達のポイント③スイング
手打ちはNG
トップの位置をコンパクトに保つ
振り抜く意識を持つ
ゴルフスクールに通うべき?
まとめ
ゴルフ女子に必要な上達のポイント①クラブ選び
これからゴルフを始める女性にとって、最初のクラブ選びはとても大切です。体に合ったクラブを使うことで、無理なくスイングができ、上達もスムーズになります。
特に女性は体格や握力に個人差が大きいため、重すぎるクラブや長すぎるクラブを選ぶと、思うように振れず、ミスショットの原因になってしまいます。女性の初心者が最初の1本を選ぶなら、「軽くて短め」のクラブが基本です。ゴルフショップには女性向けのクラブも多く販売されているため、最初はそちらを選ぶようにしましょう。
見た目だけで判断せず、自分に合ったクラブを選ぶには、実際に試打できる環境があるお店を選ぶと安心です。
初めての方におすすめのクラブ
「自分に合ったクラブ」といっても最初は何を選べばいいか分からない方も多いかと思います。
最近では、初心者向けに設計されたレディースセットが5~10万円前後で販売されています。セット内容にはドライバーやフェアウェイウッド、数本のアイアン、パター、キャディバッグといったゴルフに必要な基本のクラブ・備品が含まれており、すぐに練習を始められるのが利点です。
また、さらに費用を抑えたい方は中古クラブを検討するのも一つの方法です。新品にこだわらない方は中古でも十分にプレー可能です。ただし、中古のクラブは新品よりも良し悪しが分かれるため、信頼できる中古ゴルフショップでメンテナンス済みのクラブを選ぶことが重要になります。
ゴルフ女子に必要な上達のポイント②グリップとアドレス
ゴルフスイングの基本は、正しいグリップとアドレスから始まります。
小さな工夫でミスを減らし、安定したスイングを身につけるためには、最初の姿勢づくりがとても大切です。
グリップのコツ
グリップはクラブと体をつなぐ唯一の接点ですので、グリップの安定性がショットの安定性に直結します。特に女性は握力が比較的弱いため、指先だけでクラブを握ると力が入りにくく、スイングが不安定になることがあります。
初心者には「オーバーラッピンググリップ」と呼ばれるグリップがおすすめです。右手の小指を左手の人差し指と中指の間にかけるこの握り方は、両手に一体感が出やすく、スイング全体が安定しやすくなります。
クラブは手のひらではなく指の付け根付近で握ると、力の伝わり方が自然になり、握力に自信がない方でも力を入れてしっかりと振ることができます。
アドレスのコツ
アドレスとは、スイング前の構えのことです。ここで正しい姿勢ができていないと、いくらスイングを練習しても上達しにくくなってしまいます。
足は肩幅に開き、膝を軽く曲げ、骨盤から前に倒すように前傾姿勢を取ります。背中は丸めずまっすぐ伸ばすことを意識し、腕は自然に体の前に垂らすように構えましょう。力みすぎずリラックスすることが大切です。
スタンスの幅や体重のかけ方もポイントです。足幅は肩幅程度、体重は左右均等にかけるのが基本。視線はボールの真上ではなく、少し後方に置くことで、体全体を使ったスムーズなスイングへとつながります。
こうした小さな意識の積み重ねが、フォームの安定につながります。
ゴルフ女子に必要な上達のポイント③スイング
ゴルフの上達には、正しいスイングの感覚を身につけることが欠かせません。
腕の力だけに頼らず、体全体を使った動きができるようになると、飛距離も方向性も安定していきます。
手打ちはNG
なかなか上達できない方のスイングでよくありがちなのが「手打ち」です。腕の力だけでクラブを振ろうとすると、インパクトが弱くなり、方向もバラついてしまいます。
特に力の弱い女性は、全身を使ったスイングを意識することが重要です。まずは下半身から動き出し、腰や肩を回転させることで、体全体でクラブを振る感覚をつかみましょう。
腕はあくまでスイングの一部であり、体の動きに連動させることを意識してください。
トップの位置をコンパクトに保つ
柔軟性のある女性は、バックスイングでクラブが必要以上に回ってしまい、オーバースイングになる傾向があります。これによりダウンスイングの軌道がブレやすくなり、ミート率も下がってしまいます。
スイングのトップでは、手元が耳の高さに来た段階で切り返す意識を持つと、コンパクトにまとまりやすくなります。
安定したショットを打つためにも、トップの形を確認しながら練習すると効果的です。
振り抜く意識を持つ
ボールに「当てること」を意識しすぎると、インパクト後の動きが止まり、スイング全体が縮こまってしまいます。ただ当てるだけでなく、しっかりと振り抜くことが大切です。
インパクトのあとフォロースルーまで振り切ることで、ボールにエネルギーが伝わりやすくなり、まっすぐで強い球が打てるようになります。
ゴルフスクールに通うべき?
「ゴルフスクールに通うべきか」というお悩みはゴルフ初心者の多くが感じるのではないでしょうか。
スクールに通うとある程度費用がかかりますし、趣味で始められた方の中には自己流でゴルフを身につけたという方も一定数いらっしゃいます。ただし、素早く上達したい場合はプロの指導を受けることが効果的でしょう。
特に初心者にとっては、ゴルフスクールでの基礎習得がその後の上達スピードに大きく影響します。
プロに直接指導してもらうことで自分のクセや課題に気づきやすくなるため、練習の質も高まります。独学でも練習を積めば上達は可能ですが、「早く確実に上手くなりたい」という気持ちがあるなら、ゴルフスクールに通うことには大きなメリットがあるでしょう。
自信を持ってコースに出るため、またはスコアアップの近道として、スクールの活用を検討してみてもいいかもしれません。
まとめ
ゴルフ女子の上達には、軽くて扱いやすいクラブの選定、正しいグリップやアドレス、そして基本に忠実なスイングが重要です。
独学が難しいと感じたら、ゴルフスクールの活用も視野に入れるのもおすすめです。
周りと比べすぎず、自分のペースで継続的に練習を積み重ねていくことが成長の近道です。ご自分に合った方法を探し、楽しみながらスコアアップを目指していきましょう。